転職活動で応募するとき、注意したいこと

転職活動はすでに勤務経験のある人が行うため、就職活動とは異なります。就職活動ではエントリーシートを出した後、履歴書にカバーレターをつけて出したのではないでしょうか。別紙で自己PRを添えた人や、業界によっては作品の写真を添付した人もいるはずです。転職活動では職務経歴書も必要で、過去に勤めた会社で何をしていたのかを書いて提出します。もちろん業界によっては作品の写真等を提出するように言われることがあり、送るときは社会人としてカバーレターをきちんと添えることも欠かせません。

 

採用担当者があなたを最初に見るのは、応募書類とも言えます。丁寧に書いたり誤字脱字がないようにしたりすることは当たり前で、書類を無色透明のクリアファイルに入れることも常識として必要でしょう。雨で書類が汚れていたり、読みづらい状態になったりすることがあるからです。書類を送るときは部署名が書いてあるはずですが、求人票に「~宛」「~課」に送るように指示されていたら、宛先に注意することが大切です。個人名だからと言って、「宛」を使うのはNGです。きちんと「様」に変更して、不自然でないことを確認して下さい。部署名が書いてあるときは、最後に「御中」をつける等のマナーを忘れないことです。相手は封筒が届いたときから、あなたのことをしっかり見ています。表面に気を取られ過ぎて裏面を書かずに出した、という失敗にも注意して下さい。

 

応募に必要とされる書類には、個人情報が詰まっているはずです。普通郵便で出すと、採用後も郵便物を何でも普通郵便で送ってしまうと思われるかもしれません。郵便には種類があるので、きちんと確認して追跡できるようにしたほうが安全です。送るときは会社が休みのときに届いてしまうことを防ぐため、週末に出さない配慮も必要でしょう。料金不足は書類を見てもらう以前の問題であるため、必ず窓口で出します。多めに切手を貼れば良いと判断し、何枚も貼っていると悪目立ちします。書類の内容が全てと思わず、書類そのものが恥ずかしくない状態であることを確認して下さい。