昭和の頃は終身雇用制度が当たり前にありました。サラリーマンとして大企業に就職した人は、基本的に入社した企業に在籍し続けました。年功序列の制度が存在しており、真面目に働く続けるだけで年齢に合わせて待遇はどんどん向上していったのです。今現在では批判される事も多い年功序列と終身雇用制度ですか、日本人の国民性と日本企業の風土にむしろ合致していた、との見方が近年再燃しています。
真面目に働く事で必ず給与と昇進が約束される、それは社員一人一人のモチベーションを作り出すのは大変効果的でした。最近では残念ながら多くの組織で廃止され、更には多くの経営者が目先の利益最優先して、コストカット重視の改革を実施しているのが実態です。製品開発に掛かる投資を勿体ないという理由でカットしたり、人員を極限まで減らす事にこだわって現場の混乱を招く等、行き過ぎた合理主義者が指揮をする組織は大企業でも屋台骨が揺らぎ始めています。
今現在勤務している企業に将来性を感じないと思ったら転職の好機です。年功序列と終身雇用制度の良さを再確認し、その仕組みを復活させた企業があります。自分が入社した時はホワイト企業だったが、経営者が変わりブラックな体質に変貌した、それではもう勤務し続けるメリットがありません。
転職をスムーズに進めるための方法ですが、転職支援サイトを使うのがオススメです。就職活動の時と大まかな方法は同じです。インターネット上には既に社会人になった方向けの求人サイトがあります。しかも転職活動を秘密裏に進められるサービスがあり、そこに登録をすれば中途採用者向けの魅力的な情報が沢山見られます。
新卒採用以外に最近は多くの企業が中途採用者を挙って募集し始めました。理由は単純明快で、即戦力としてベテランの社会人を欲しがる人手不足な現場が増えてきたためです。転職サイトに登録し、プロフィールを設定するだけでも十分となります。企業側からプロフィールを参考にヘッドハンティングのお誘いが来るためです。